2019年夏祭り!!東京高円寺阿波おどりの楽しみ方
今年も開催、東京高円寺阿波おどり!
東京を代表する夏祭りまでに発展していることはご存知ですか?
今まで知らなかった方、今年は行ってみたい方、東京高円寺阿波おどりの楽しみ方についてお伝えします。
東京高円寺阿波おどりとは?
東京都杉並区高円寺で毎年8月の下旬に行われる阿波踊り大会です。
徳島市阿波おどりに次ぐ大きな大会で、東京周辺の阿波おどりの規模としては、最大となっています。
大会を重ねるごとに少しずつ知名度が上がっていった東京高円寺阿波おどり。
そのため、現在では徳島県や遠方からも集団で参加される方が増えています。
JR高円寺駅前から東京メトロ新高円寺駅にかけての商店街と高南通りで行われ、今では1万人の踊り手、100万人の歓声が響く東京の代表的な夏祭りのひとつにまで成長しました。
高円寺の街を愛するたくさんの人にとって大切な行事であり、この情熱と活力を全国に発信していこうと開催されています。
例年、同日に行われる浅草サンバカーニバルと同じく、東京の夏の風物詩として定着しています。
東京高円寺阿波おどりの歴史について
昭和32年、8月に高円寺の商店街にある青年部が町おこしとして始めました。
高円寺にある氷川神社の例大会に併せて始まったもので、隣町の阿佐ヶ谷七夕祭りに対抗するべく、まずは阿波おどりに似た踊りで行っていました。
その名も「高円寺ばか踊り」。阿波おどりの経験者もいないので、正式に阿波おどりとは名乗ることができず、まずはこの名前で行うことに。
それから、昭和36年徳島新聞社を通じて、徳島県出身の方に出会います。
きちんとした指導を受けて、昭和38年、正式に「高円寺阿波おどり」と名乗ることとなりました。
さらに技術を向上させるため、昭和40年に徳島に阿波おどり留学をします。
その後、参加者800人に観客280万人となる大きなイベントとして成長していきます。
昭和41年には、高円寺独立連である「葵新連」が結成、「天狗連」も発足することになり、続々と独立連が誕生したのです。
昭和50年、連長会が発足、15連でスタートしました。その後、昭和56年には連長会から高円寺阿波おどり連協会に変更となります。
それから毎年、大会を重ねるたびに高円寺阿波おどりはさらに発展して、現在は地元の商店街と町会が発足したNPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会の主催で行われています。
東京高円寺阿波おどりの参加数は?
阿波おどりでは、グループを「連(れん)」と呼んでいます。
「有名連」のほか、企業・社員とその家族で作られた「企業連」と、学生で作られた「学生連」、仲間同士で作られた連などさまざま。
企業連は、景気の動向によって参加数が変動しますが、規模としては徳島に次いでいます。
首都圏各地の阿波おどり連も参加しており、高円寺近郊や杉並区と交流がある都市(福島県や新潟県など)を拠点にした連も参加するなど、数多くの参加者が高円寺に集まります。
本場徳島の連が、関東に支部を設けていることもあり、姉妹連に徳島の踊り手が参加することも。
当初は参加者38名、観客2千人だった高円寺阿波おどり。
平成25年には156連、11000人の踊り手が参加し、観客は100万人にまで発展したのです。
東京高円寺阿波おどりの開催場所
流し踊りは、JR高円寺駅と東京メトロ新高円寺駅にかけての商店街と高南通りを周回するようになっており、各地に演舞場が設けられています。
◎中央演舞場
◎ひがし演舞場
◎純情演舞場
◎パル演舞場
◎桃園演舞場
◎みなみ演舞場
◎ルック第一演舞場
◎ルック第二演舞場
以上8つの演舞場があります。ふれおどりは、純情・パル・ルックの各商店街でのみで行われます。
舞台踊りも同時開催。こちらは、流し踊りが行われる前、午前中から昼にかけて開催されます。
◎おどれ高円寺セシオン2018(会場:セシオン杉並ホール)
◎2019座・高円寺阿波おどり(会場:座・高円寺ホール1)
どちらもチケットが必要です。セシオン杉並は、原則前日までにチケットガイドなどで予約が必要。
座・高円寺は当日発売となっています。
東京高円寺阿波おどりの開催概要
- 第62回東京高円寺阿波おどり
- 開催日:2019年8月24日(土)・25日(日)※少雨決行
- 時間:17時〜20時
- 会場:JR高円寺駅、東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅の周辺商店街・高南通り 8演舞場
- 主催:東京高円寺阿波おどり実行委員会 NPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会
- 共催:杉並区
*観覧についての注意点*
スタッフや警備員の指示には従いましょう。会場周辺は路上喫煙禁止地区となっています。
喫煙は所定の喫煙コーナーが用意されています。
店舗の営業を阻害するような場所取りや、観覧はやめましょう。
路上にビニールシートを張って、場所取りをすることも禁止されています。
開催時間中は、踊りの会場には入らないようにし、ゴミは各自で持ち帰りましょう。
いかがでしたか?
高円寺阿波おどりは、東京を代表する夏祭りに発展していたのですね!
本格的なまつりなので、観覧してみたいまつりのひとつです。
当日観覧される方は、観覧マナーに気を付けて楽しみましょう。
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